『リースバックの価格はどう決める?』

「リースバックの金額は、どうやって決まるのか?」
いくらで売れるのか?いくらで住めるのか?

・いくらで売れるのか?
まずは売主様(所有者)の借り入れの状況を、確認させて頂きます。住宅ローンは残りいくら?住宅ローン以外に抵当権や差押は?
⇒家を売却して、抵当権者や差押の債権が完済にならなければ、勝手に売却はできません。(勝手に売買価格も決められません)
主なケースをいくつかご紹介します。

CASE1.住宅ローンなどすべて完済または借り入れや滞納なし
所有者の希望最優先で、販売価格の決定が可能です。

CASE2.自宅を売却しても、住宅ローンなど債務の完済にはならない
債権者が「○○○円以上なら販売可能」と決定した価格が基準となります。

CASE3.住宅ローン抵当権の他に、税金滞納の差押が入っている
債権者が「○○○円以上なら販売可能」と決定した価格が基準となります。
両方の債権者が納得する価格、返済価格の配分割合など調整(交渉)が必要になる。

CASE4.破産するか悩んでいる
破産前提なので、いくらでもよいという訳ではありません。
専門家である司法書士や弁護士の先生に相談しながら、並行して進めて行きます。相場とかけ離れた価格での、売却はできません。

・賃料の決め方は?
今後「賃料をいくら払っていけるのか?」が最も重要になってきます。まずは可能な賃料を、ご家族と相談して頂きます。そして販売価格に対しての比率(利回り)を算出して、無理のない賃料設定をしていきます。