「en満ライフのリースバック!」なぜ今必要なのか?

「en満ライフ」老後資金の確保!株式会社ミライエのリースバックの解説をさせていただきます。

現在所有されているご自宅は、ご自身での購入や相続によるものなど、様々な経緯があると思います。どのような経緯であるにせよ、最近は、老後や生活資金の心配で、ご自宅の売却を検討されている方が、増えてきています。アパート経営などされている方も、資産を手離し、生活資金に回すことを検討せざるを得ないという方が、増えてきています。

そんな中、公的・民間企業問わず「住みながら、家を売る」サービス(商品)が続々登場してきています。

・リースバック
自宅を売却し、そのまま賃貸としてその家に住み続ける仕組みです。売却で得たお金の使い道は、ローンの返済や生活資金にまわすなど、自由です。

主に金融機関が取り組んでいる
・リバースモーゲージ
自宅を金融機関に売却する事を前提とした契約で、融資を受ける仕組みです。契約の満期、又は契約者本人が死ぬまでが融資の期間となり、期間が終わると同時に、自宅を手離すことになります。利用する際は、年齢・本人の収入・エリア・自宅の評価額・居住者は誰かなど、様々な制限があります。

このようなサービス(商品)の需要が伸びてきている背景を、これから説明します。

・伸び続ける平均寿命
長寿大国と言われる日本ですが、平均寿命は男性が81歳、女性が87歳といわれていますが、実際は平均寿命より長生きしています。
50代後半男性 2人に1人 90歳超まで生き
50代後半女性 2人に1人 100歳超まで生きています。
平均寿命と実際は、なぜ誤差があるのかというと、平均寿命は生まれたばかりの新生児の平均寿命です。年齢別の死亡率をもとに計算されていますので、若い年齢での死亡も計算に含まれることから、実際の寿命からかなり低くなることがあります。よって過半数の人が、平均寿命よりも長く生きている現象が起きています。
平均寿命はこれからも延び続けますが、健康寿命に関しては延びることはありません。たとえば、現在がんの余命宣告を10年で受けた場合、同じ症状の人は、医療の発達でもう5年は長く生きられる。ということです。よって今後は、医療負担だけが重くなってきます。

寿命はマイホームにもいえることで、木造住宅の寿命は30~40年、マンションは50~60年で建て替えを検討しなければいけません。老朽化が進んできたからといって、簡単に引越すわけにもいきません。高齢になり医療費の負担が重くなってきた時期に、マイホームの修繕費用も重くのしかかってきます。

・年金制度
年金制度に関しても、今までは長生きするほど良い制度でした。65歳の支給開始時より、多少の物価変動はあるにせよ、同じ支給額を受け取れました。ですが、全国の長生き世帯にそのまま支給していては、国の財政がパンクしてしまいます。そこで国は、毎年年金支給額を減っていく仕組みを作り始めました。今後は、毎年のように支給額が減額されていきます。40年後には、現在の支給額の半分になるともいわれています。

このような内容を聞いただけでも、将来の生活に不安を抱く人は、少なくありません。保有している資産をどのように生かしていくかが、これからの時代とても重要になってきます。リースバックという手段も、時代のニーズに合った1つの選択肢ということです。